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2011年07月 アーカイブ

農業の国際化 2

これについてみると、日本の穀物自給率は60年の82%から86年の31%へと、さらにはげしく低下しています。


これは国際的にみても、ほとんど最低の水準です。


念のため各国の数字をあげると、アメリカ185%、イギリス111%、西ドイツ95%、イタリア121%などとなっており、ほとんどの先進国が100%を上回っています。


・・・以上のいずれの指標でみても、日本の農産物自給率は異常に低いのです。


他の先進国はいずれも食料農産物とくに穀物は基本的には国内生産でまかなうという体制をとっているのに対して、ひとり日本だけは例外的に食料供給の過半を輸入に依存しているのです。


こうして、ここから食料自給率の一定水準の維持、基礎的食料の最低限の自給という問題が、日本特有の問題として出てこざるをえないのです。


ついでにつけ加えておけば、以上からも明らかなように、日本の農産物市場は閉鎖的であるという、一般に漠然と抱かれているイメージあるいはアメリカがことさらに強調しているイメージはまったくの誤りです。

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