都市づくりとイメージ 9

羽田空港が沖合に移り、余った土地が企業に提供されれば、大変魅力のあるオフィス街になるでしょう。


港、品川、大田区の臨海埋立地にはモノレールが走っています。


この東京モノレールは次第に、羽田空港と東京都心部を結びつける航空旅客のための電車というよりも、沿線の住宅地やオフィス街にサービスする電車に変わりつつあります。


もうすでに八潮に住宅団地ができていますし、東京流通センターもオフィス的機能や展示場機能を強めています。


近い将来、天王洲に新しくオフィス街ができて、ここにも駅ができます。


そうなるとモノレールは完全にオフィス街をつなぐ通勤電車になります。


したがって、羽田に行く旅客を運ぶモノレールの機能は低下してしまいます。


その代替の鉄道の可能性を探してみましょう。


田町から貨物線と新幹線の引込線が大井のターミナルにまできています。


そのうち貨物線を少し延ばすと羽田に入れることができます。


つまりJR貨物線を有効に利用せよということです。


これは羽田と東京を結ぶ非常に良い鉄道になります。


昔のモノレールが果たしていたのと同じ役割をするでしょう。


このJRの貨物線を旅客化したとき、田町に旅客取り扱いのホームをつくらなければなりません。


もしそれができれば、羽田空港のターミナルから都心まで十分ちょっとくらいで行けるようになります。


そうなれば羽田のオフィスは都心に大変近くなります。


もしモノレール沿いにオフィス街が次々とできれば、このような提案もそれほど非現実的とはいえなくなってくるでしょう。

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