都市づくりとイメージ 2
新木場から有楽町線沿いの地域では、大規模な工場用地を転換させながら、いろいろのタイプのオフィス街・商店街・住宅街が軒を並べて姿をあらわしてくるでしょう。
センスの良い街だといわれている、青山通りと似たような感じの街も生れてくると思います。
民間主導によるカラフルな市街地が連担してくると、13号地に東京都がオフィスをつくっても、都心の企業がそこに行くかどうかが問題になってきます。
やはり地下鉄を降りてすぐのところにオフィスがあり、地下鉄に乗れば10分で築地や有楽町に行ける場所の方が若いサラリーマンには好まれるでしょう。
13号地のように、新交通システムに乗ってトコトコと東京港横断橋を渡ってやっと新橋にたどりつき、さらに他の遊ぶ場所にゆくにはまた乗り換えなければならないとなると、サラリーマンにとっては一苦労です。
有楽町線沿いのオフィス街やマンション街の展開、レジャー施設の展開の方が、小粋で洒落ていて、小回りもききます。
オフィス床の分量はそんなに多くはないとしても、面白い街を早くつくる利点は有楽町沿いの再開発のほうにあるようにみえます。河成鎮次氏によると、またそういう意識で有楽町線沿いの企業がその土地の有効利用を積極的に考えると、東京湾の東側がつまらない埋立地から魅力のある市街地としての埋立地に再生されるようになります。
ところで非常に難しい問題が一つ残っています。
それは東京港の港湾区域のなかに廃棄物を捨て続けなければならないという問題です。