金融にとらえられた資本主義 3
わたしたちはすでにつぎのような予測をたてることができます。
この新しい家族資本主義が持続するとしたら、それは家族資本主義の地位向上の礎となっている積み木遊びをやめるだけの知恵をもつ場合だけだろう、と。
ですから、生産的資本主義(産業資本主義とはもはや言えない)の異論の余地なき勝利は、逆説的なことに金融資本主義の急成長をともなったのです。
この勝利は持続しうるのでしょうか。
それとも前世紀と同様に、遺産相続法が包み隠す生物学的偶然に脅かされた長期の社会的異議申し立てが生じてくるのでしょうか。
賭けの決着はつけられていません。
問題の権力は解き放たれています。