金融にとらえられた資本主義

資本の核心部には、2つの著しい変化が見られました。


1つの変化は、現存の世界的寡占の形成を支配した集中化を所有の領域において反映した集中化です。


この集中化は、とりわけサービス活動における将来の寡占を用意しました。


もう1つの変化はそれは予測しがたいものであり、まったく斬新で、将来的に不確実なことであるがゆえに、おそらくもっとも興味深いものでありますが、多少とも重要な、しかしおびただしい数の個人的帝国の出現です。


この10年のあいだに、OPA、民営化、「生産構この再編をきっかけとして新しい個人的資本家が現れてきました。


これらの個人的資本家は急速に消え去ることになるのか、それともこれらの個人的資本家はとりわけヨーロッパにおいて、かつて消滅するか、あるいは手品をかけたように目立たなくなった家族資本主義の潮流をふたたび強化することになるのか・・・。


これを知るのはまだ早急にすぎます。


「新興の企業」の最近の世代は、独自な染色体をもっています。


その染色体のささいな長所は速度が速いということにあります。


19世紀の家族資本主義は、何人かの義理の娘や娘婿に支えられた父系制から構成されていました。


近年、金融の操作が10年足らずで家族資本主義を生み出しました。


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